今日いろいろ行った。
まずバスで、ベーラディニア植物園へ。行くまでにまた騙される。
それから、仏歯寺、夜はレイククラブのキャンディーダンスを見た。
いきなり2つほど騙されました。
フォード駅で植物園へ向かうバス停を探しているときの話
ガイドらしき男がよってきて、バス停の場所だけ聞いてバスに乗ったところ
なんとその男、バスに乗り込んでくるでありませんか。
強引にガイドをしてくるらしい。
なんとかその場は50ルピーを払っておさらばした。
KANDYに到着し、ジュース屋で(アイスクリーム屋みたいなもの)でジュースを買ったときの話
ジュースを頼み代金をそこに置いた。
店員がジュースを入れているときに
横から来た男が、同じジュースを頼み、
俺より前にジュースを受け取り、そのまま立ち去ってしまった。
店のおやじがもう一杯ジュースを入れ、俺に手渡す。
そして、金を払えというしぐさをした。
えっ、さっき払ったよ?
なんと、さっきの男が俺が払った金でジュースを持っていったのだ。
つたない英語で事情を説明したが、店のおやじは納得せず、俺はもう一度金を払うはめに・・。
まあ、確かに品物を受け取らずお金を置いたのは俺だけど、
その金を横から来た男が使うなんて・・・
10ルピーだからよかったものの、
平和、治安に守られた自分達の常識がここでは通じないことを実感した。
ヤラレターと思った。
昼食は、植物園のレストラン。
サザエさんの前の東芝の宣伝「この木なんの木〜」の歌に出てくる木が見える。
レストランは高級なところで料金も高く、客層も西洋人ばかりだった。
ぼーっと外を見ていると猫がいた。
かわいい猫だったので、チキンの切れ端を少しあげた。
そのネコはまたくれると思ってか、ずっとそこにいた。
そのうちシビレを切らしたのか、イスに登り、机に上がろうとした。
俺はその猫に新たなチキンはやらず追い払った。
その時、自分にその猫が重なった。
俺は飢えていた。愛情に。
一人の娘が少しの愛情を分け与えてくれた。
俺はそれに飛びついた。
そして、もっとくれるんじゃないかと期待し待った。
しかし待っていてもくれなかったので、
俺はイスに登った。
そして机に上がろうとした。
チキンが欲しくて・・・。
しかし、その娘は食事を全部あげる気はなかったのだ。
俺は飢えた猫だった。
いつまでもエサを与えてくれるのを待っている・・・・。