LinuxでJava(for Windows Javaプログラマー)

作成 2003/5/13

LinuxでTomcat

実験環境

Tomcatのインストール、実行は基本的にはWindowsとあまり変わりません。 bat→sh、標準出力→cataline.out、パーミッション、サービス->起動スクリプト というような違いはありますが。

インストール

以下のURLからTomcatのバイナリをダウンロードします。

http://jakarta.apache.org/

DownloadsのBinaries→Release BuildsのTomcat-XXXとリンクをたどります。 Tomcat自体にWindows版、Linux版という違いはありません。 ここでは、tomcat-4.1.24-LE-jdk1.4.tar.gzをダウンロードしました。

ダウンロードしたアーカイブを展開し、
tar xfz tomcat-4.1.24-LE-jdk1.4.tar.gz

任意のディレクトリに配置します(どこに配置するかの流儀がまだ謎)。 ここでは/usr/apache/tomcat-4.1.24-LE-jdk1.4に配置しました。 Tomcatを配置したディレクトリを以下、$TOMCAT_HOMEとします。

起動と停止

実行には、最低限JAVA_HOME環境変数が必要です (JDKをインストールしていれば、ふつう設定しているでしょう)。

起動、停止はbatファイルでなく、以下のshを実行します。

起動 $TOMCAT_HOME/bin/starup.sh

停止 $TOMCAT_HOME/bin/shutdown.sh

起動後、ブラウザで以下のURLにアクセスできることを確認します。
http://localhost:8080/

なお、起動時の標準出力は$TOMCAT_HOME/logs/catalina.outに出力されます。 リアルタイムで出力を確認したいときは、ターミナルからtailコマンドを使います。
tail -f catalina.out

補足

Tomcatをどこに置くか、 Tomcatを実行するユーザーを誰するか、 起動スクリプトやランレベルをどうするか、 他のPCからアクセスするファイアウォールの設定、 などのポリシー、流儀みたいなものが、 まだちょっとわかりません。 もうちょっと分かってきたら追記します。

参考
http://www.itnavi.com/apaTomcat4.htm


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