JSF MyFacesを利用する

作成 2004/4/28

MyFacesにちょっとだけさわってみたメモ

MyFacesって

MyFacesって?

MyFacesはオープンソースのJSF実装です。 LGPLライセンスで配布されています。 現在(2004/4/28)の最新バージョンは、1.0.2(Alpha)で、リリースまでもう少しという感じです。 MyFacesでは、ツリー、ファイルアップロードといった拡張コンポーネントが提供されています。 オープンソースなので、JSFのコンポーネントやアプリケーションを作成するときのサンプルにもなります。

必要環境は、Compatibilityに書いていますが、JDK1.4以上が必要なようです。

ちなみにSunのRI以外の実装やコンポーネント、ツールを探したいときには、 Java Server Faces Resources が参考になります。

ダウンロード

以下がMyFacesのWebサイトです。

http://www.myfaces.org/

ここからアーカイブをダウンロードできます。ソース、バイナリ、サンプルの3つのモジュールがあります。とりあえず全部ダウンロードしました。

サンプルの実行

ダウンロードした、myfaces-1.0.2-examples.gz を展開し、中の myfaces-examples.war をアプリケーションサーバにデプロイします。ここでは、Tomcat5のwebappsディレクトリにコピーしました。Tomcatを起動すると、特に問題なく、サンプルアプリケーションを実行できました。

画面 サンプルアプリケーション

自分のアプリケーションを作る

次はMyFacesを利用したアプリケーションを作成してみましょう(かなりちょっとだけ)

myfaces-1.0.2.gzを展開し、libの中のJARを作成するWebアプリケーションのWEB-INF/lib(かアプリサーバのクラスパス)にコピーします。

基本的にJSF仕様にのっとったweb.xml、faces-config.xmlの記述で動作しますが、 web.xmlに以下の設定は必要なようです。

<listener>
    <listener-class>net.sourceforge.myfaces.webapp.StartupServletContextListener</listener-class>
</listener>

これで実行可能です。拡張コンポーネントを使用するには、ちょっと指定するパラメータや、それ用のクラスを作成する必要があるようです。

画面 ソートテーブルを使ってみた

Back Top