eclipseの特徴の1つは、プラグインを組み込むことにより機能を拡張できることです。 Tomcatプラグインを組み込むと、 簡単なWebアプリケーションの構築、デバッグが可能になります。
ここではTomcatを設定済だとします。
設定と言ってもダウンロードして展開するだけですが。 Tomcatの設定がわかないという人はコチラの親切なページを参考にしてください→http://www.hellohiro.com/servlet.htm
http://www.sysdeo.com/eclipse/tomcatPlugin.html から、Tomcatプラグインをダウンロードします。
2003/1/1時点の最新バージョンはtomcatPluginV201.zipです。
ダウンロードしたファイルを解凍します。
解凍したcom.sysdeo.eclipse.tomcatフォルダを%ECLIPSE_HOME%\pluginsフォルダにコピーします。
eclipseを再起動します。
ほとんどのプラグインはpluginフォルダにコピーして eclipseを再起動で組み込み可能です。
まず、Tomcatの設定を行います。
ここでは4.1.18を使っているので、 バージョンに4.1.xを選択していますが、自分の環境のTomcatの バージョンを選択してください。
次にメニューバーにTomcatメニューを表示させます。
メニューバーにTomcatのメニューとアイコンが表示されます。
testWeb直下にhello.jspが作成されます。
hello.jspファイルを編集します(以下)。
例)
<html> <body> <h2>HelloJSP!</h2> <%=new java.util.Date()%> </body> </html>
CTRL+Sでファイルを保存します。
作成したJSPが表示されます。
tomcat4.0.x系以前の人は次のステップへお進みください。
http://localhost:8080/(WEBアプリ名)/servlet/xxxx
という形の簡易サーブレットマッピングが、(多分)tomcat4.1.xからコメントアウトされているようです。 tomcat4.1.xで以降の手順で実行するには、以下のようにします。
%TOMCAT_HOME%/conf/web.xmlの273行目あたり
<!-- The mapping for the invoker servlet --> <!-- <servlet-mapping> <servlet-name>invoker</servlet-name> <url-pattern>/servlet/*</url-pattern> </servlet-mapping> -->
この部分をコメントアウトをはずします。
<!-- The mapping for the invoker servlet --> <servlet-mapping> <servlet-name>invoker</servlet-name> <url-pattern>/servlet/*</url-pattern> </servlet-mapping>
あるいは、このweb.xmlをWEB-INF以下にコピーするのでも いいです。どちらかお好きな方で。
web.xmlをよく知らなくて、もっと知りたい方はこちらを参考→http://muimi.com/c/scwcd/ のWebアプリケーションの配備
次はサーブレットを作成しましょう。 Javaクラスの作成と同じ手順です(Javaクラスだし。。。)。
WEB-INF/src以下にHelloServlet.javaが作成されます。
なお、コンパイルされたクラスは、WEB-INF/classes以下にHelloServlet.classと作成されます。
作成されたHelloServlet.javaを以下のように編集します。
import javax.servlet.*; import javax.servlet.http.*; import java.io.*; public class HelloServlet extends HttpServlet{ public void doGet(HttpServletRequest req, HttpServletResponse res) throws ServletException, IOException{ PrintWriter out = res.getWriter(); out.println("HelloServlet!"); } }
サーブレットの実行結果が表示されます。
サーブレットのデバッグもJavaクラスのデバッグと同じ方法です。
サーブレットソース内でブレイクポイントを設置し、 上記URLに再びアクセスします(例えばブラウザの更新ボタンを押す)。
ブレイクポイントで停止しましたね。
なお、JDK1.4以降を使えば、Tomcatのリロード機能を使わなくても、 コンパイルしただけで、クラスファイルが更新されるので、 使用するJDKは1.4以降を推奨します。