Apache Ant入門
データ
出版社: ソフトバンクパブリッシング
ISBN: 4797325186
2003/11発売
概要
ビルドツールの業界標準Antの解説書。アーカイブするとき、デプロイするとき、テストするとき、Antを使えると便利です。Java関連のプロダクト、特にオープンソース系のプロダクトでは、Antは幅広く使われています。AntはJava技術者のたしなみ(?)として是非身に付けておきたい技術の一つでしょう。
目次
- 1.1 Apache Antとは
- 1.2 Antのクイックスタート
- 1.3 Ant情報を探す
- 1.4 プロパティー
- 1.5 パス類似構造
- 1.6 ファイルを操作する
- 1.7 パッケージングする
- 1.8 Javaアプリケーションのビルド
- 1.9 Webアプリケーションのビルド
- 2.1 データタイプ
- 2.2 リスナーとロガー
- 2.3 デプロイ
- 2.4 実行する
- 2.5 テストする
- 2.6 Antの処理を制御する
- 2.7 ネットワーク処理
- 2.8 変わったタスク
- 3.1 独自タスクの記述
- 3.2 いろんなツールを利用する
補足
本書は、タスクを目的ごとに分けて、重要度の高いタスクから解説しています。Antを全く知らない人でも順番に読み進めることでAntを理解できます。また普段何気なくAntを使っている人は、Antをもっと深く知ることが出来るでしょう。本書を読むと以下のようなことができるように(たぶん)なります。
Ant初級:
- Antを使って、コンパイル、アーカイブ、デプロイができる
- プロパティー、パス類似構造、ファイルセットを利用できる
Ant中級
- Antを使った、自動テスト、ソース管理ができる(継続的インテグレーション風)
- 様々なデータタイプを見て意味がわかる
- ロガーやリスナーなどAntの機能を使える
Ant上級
- プロジェクト管理にAntを適用できる
- 既存のAntビルドファイルを理解でき、変更ができる
ちなみに、後半では、Antタスクの拡張方法も説明しています。また、最終章は、半分趣味ですが、話題のオープンソースプロダクト(XDoclet、Axis、Torque、Cactus...)にも触れています。
というわけで、書店へゴー。
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