スクラッチパッド


スクラッチパッドを使うことによって、
ローカル環境にデータをセーブすることができます。

スクラッチパッドへのアクセスは例えば以下のように行います。
セーブ
DataOutputStream out = Connector.openDataOutputStream("scratchpad:///0;pos=0");
out.writeUTF("ほげほげ");

ロード
DataInputStream in = Connector.openDataInputStream("scratchpad:///0;pos=0"); 
String message = in.readUTF();

pos=0はスクラッチパッドの先頭からのバイト数を示します。
0なら先頭を表します。

サンプルプログラム
テキストボックスに文字を入力し、SAVEボタンを押すとスクラッチパッドにデータを書きこみます。
LOADボタンを押すと、スクラッチパッドからデータを読み込み画面に表示します。
コンポーネントの配置が適当なのはご愛嬌。
サンプルでは最初の1バイトをデータの有無の判定に使っていますが、
複数のセーブデータの管理などはどんな風にやればいいのかな?

サンプルコード

なお、スクラッチパッドを使用するときは、
jamファイルの設定(アプリケーション属性設定)のSPSizeに
使うバイト数(以上)の数値を書きこみます。
デフォルトでは未記入で使用不可です。
最大はdocomoの仕様では5KB。

DoJaにはスクラッチパッドをダンプするツールがついており、
スクラッチパッドの中身を16進数で表示することができます。
プロジェクト>スクラッチパッドの表示